COOKING CLUB

概要・趣旨

クッキングクラブは、子どもたちが料理を通じて異文化交流を深め、日本の食文化や健康的な食生活について学ぶ場です。ボランティアの皆さんには、安全管理や調理のサポートを通じて、子どもたちの学びを支えていただきます。

このガイドでは、当日の流れや心得、注意事項、準備・調理の手順について説明します。子どもたちと一緒に楽しく学びながら、安心・安全なクッキング体験を提供しましょう。

注意事項

• ドア管理：キッチン側のドアは常に閉じておく
• 子どもの監視：子どもが勝手に外出しないように注意する
• トイレ同行：トイレには必ず2名以上で同行し、人数を確認する
• 緊急報告：怪我や具合が悪い場合は速やかに報告する

和室準備

• 和室にテーブルを並べ、色テープでグループ分けを行う
• リストバンドをグループの色に合わせて準備

キッチン準備

• 椅子を廊下に出す（各グループテーブルに1つずつ残す）
• 料理に必要な道具を準備
• ターメリックでご飯を炊く※最初にやる
• 海苔をカットする（海苔カッターを使う）

※ターメリックの分量：米5合にたいして小さじ2杯（約3.5g）

道具（フロント＋各テーブル x4）

• まな板 x2
• 包丁 x2
• フライパン x1
• フライパンの蓋 x1
• フライ返し x1
• ラップ x1
• 型抜き（適量）
• ハロウィン紙皿 x人数分

材料の小分け（午前 x4 + 午後 x4）※使い捨てのお皿を使う

• ニンジン x1本
• 玉ねぎ（冷凍）
• ひき肉（冷凍）
• カレールー
• 海苔 x人数分
• チーズ x人数分
• ハムx人数分
• オリーブオイル x適量

イントロダクション

• 全員の点呼とグループリーダーの紹介
• 今日の趣旨と説明
• デモンストレーション

調理の手順

• 材料を切る：下茹でされたや人参を切る（硬いナマの野菜は危ないので切らせない）
• カレーの準備：フライパンにオリーブオイルを熱して野菜を炒める → ひき肉を加える → カレールーと少量の料理酒とローリエを入れて水気がなくなるまで煮込む → 火を消して蓋をする
• 型抜き：ハムやチーズを型抜きする
• ライスボールの作成：ラップを使ってライスボールを作り、海苔・ハム・チーズでデコレーション

ジャーナル

調理が一通り終わったグループから、子どもたちは和室へ移動してジャーナルを書かせます。ジャーナルの書かせ方については、以下の注意事項をよく読んでください。

ジャーナルの書かせ方

ジャーナル（日報）は、全員分回収します。後日、保護者へ送ったりSNSで公開されるため、とても重要です。以下の内容をしっかりとチェックしてください。

• 名前はアルファベットで書かせる。「なまえ＋名字の頭文字」例：Hanako Y.
• 日付を書く（例：2024/1/1 や 1 January 2024 など）。
• 文字が書けない小さな子には、薄く書いてあげて本人になぞらせる。
• 「むずかしかったところ」に「特になし」はNG。
• 書くことがなければ、絵でもOK（なるべく余白をなくす）。
• ネガティブなことは書かない。（例：「おいしくなかった」「○○ちゃんにたたかれた」など）
• 文字部分に黄色は使わない。（薄くて読めないため）
• 書き終わったらナタリア先生かMr.カズに必ず確認してもらう。
• 確認OKなら必ず枚数をチェックし、グループのバインダーに閉じる。

試食

• みんなで「いただきます・Let’s eat!」と言ってから食べ始める
• 今回は持ち帰りは無し

解散時の注意

• エプロンとバンダナは回収し、未使用のものと混ぜない
• 忘れ物（特に水筒）がないかチェックする
• 終わっても子どもは勝手に外に出さず、必ずひとりずつチェックする（これは講師が担当します）

スケジュール