10月のバス遠足|世界遺産・座喜味城跡とやちむんの里(イベントレポート)
秋の空が気持ちよく晴れた10月12日(日)、Churakidsでは、英語にふれながら沖縄の歴史と文化を学ぶバス遠足を開催しました。今回の行き先は、世界遺産に登録されている座喜味城跡と、読谷村の伝統工芸の里・やちむんの里。子どもたちだけで参加する国際交流イベントとして、日本人とアメリカ人の子どもたちが一緒に学び、体験し、笑顔いっぱいの一日になりました。
世界遺産・座喜味城跡ミュージアム見学(ユンタンザミュージアム)
最初に訪れたのは、座喜味城跡のふもとにあるユンタンザミュージアム。約600年前に名将・護佐丸が築いたお城の歴史を、昔の生活道具やお墓の模型、発掘された人骨の展示などを通して学びました。先生の日本語/英語の説明を聞きながら、沖縄の文化と暮らしへの理解を深めました。
座喜味城跡の散策
実際の城跡へ向かうと、曲線が美しい石積みの城壁とアーチ型の門が出迎えてくれます。この日は天気にも恵まれ、壁の上からは青い海や那覇の街並みが見渡すことができました。子どもたちは「壁の上から海が見えた!」「石がぴったりくっついてる!」と声をあげながら、世界遺産の名にふさわしい景観を体いっぱいに感じていました。
お弁当タイム(座喜味城公園)
散策のあとは、木陰や芝生でランチタイム。外で食べるお弁当は格別です。「いただきます!Let’s eat!」のかけ声で、英語と日本語でコミュニケーションをとりながら、楽しくお弁当を食べました。食べたあとは、みんなバッタとりに夢中になっていました(笑)
やちむんの里へ移動・散策
午後は読谷村のやちむんの里へ。赤瓦の屋根が連なる工房の集落を歩きながら、有名な「登り窯」や職人さんの工房、お店などを見学しました。「やちむん」は沖縄の言葉で焼き物のこと。伝統を大切にしながら、新しい作品づくりが今も続けられています。
やちむん土練り体験(工房内)
工房では、やちむんの土を手でこねる「土練り」に挑戦しました。初めて触れるやちむんの土の感触に、「やわらかい!」「つめたい!」と歓声を上げながら、子どもたちは夢中で形を作っていました。今回は時間の関係で焼成は行わず、土練りのみの体験となりました。
素焼きシーサー色付け体験
続いて、素焼きのシーサーに色をつける体験に挑戦しました。青や赤、金色など、思い思いの色で世界に一つだけのオリジナル作品が完成しました。「おうちに飾る!」「おじいちゃんにプレゼントする!」と、子どもたちの誇らしげな声が聞こえてきました。
文化と学びのバス遠足を終えて
今回の遠足では、世界遺産・座喜味城跡とやちむんの里をめぐり、歴史と文化を体感しました。英語を使いながら交流し、仲間と協力して学ぶ姿が頼もしく、充実した一日になりました。
本イベントの実施にあたり、以下の皆さまに多大なるご協力をいただきました。
- 座喜味城跡ユンタンザミュージアム
- 読谷村陶芸研修所
- 読谷村教育委員会文化振興課
心より感謝申し上げます。Churakidsでは、これからも英語を通して世界を広げる学びと体験の場を大切にしてまいります。
関連ページ:ビーチクリーンアップ活動 / クッキングクラブ

